2026.03.10
疾患情報研究分野の今井 猛主幹教授が「第2回藤井德夫賞」を受賞しました
医学研究院 疾患情報研究分野の今井 猛主幹教授が「第2回藤井德夫賞」を受賞しました。
「藤井德夫賞」は、藤井德夫氏(本学卒業生/イフジ産業株式会社創業者)の 「九州大学からノーベル賞受賞者の輩出を」 との強いご意向によるご寄附で設立した 「藤井德夫研究奨励基金」により、将来的なノーベル賞受賞に繋がりうる独創的・先駆的な研究の奨励を目的として2024年度に創設されました。ノーベル賞に準拠した 「物理学」 「化学」 「生理学・医学」 「経済学」 の4カテゴリにおいて、優れた研究成果を挙げた本学の教員を顕彰します。
今回、今井主幹教授は「脳の透明化技術による神経回路研究」の画期性が評価され、「生理学・医学」のカテゴリにおいて第2回藤井德夫賞を受賞しました。
受賞理由
神経回路研究において、技術的先駆性を伴う独創的なアプローチを展開してきた。生体組織の透明化や多色蛍光イメージングの手法を独自に開発し、脳深部を含む神経回路を、広範囲に三次元的かつ高解像度で解析することを可能にした。脳回路研究分野に世界的潮流をもたらし、その影響は広く生命科学分野に及ぶ。神経発生分野では教科書にも残る多数の重要な成果を発表し、今後も国際的なキープレイヤーとして更なる活躍が期待される。生命科学の中核を変革し、脳内生命現象の解明に多大な貢献を果たした業績として顕彰する。
今井主幹教授からひとこと

疾患情報研究分野 今井 猛主幹教授
この度は栄えある賞を賜ることとなり、大変光栄に存じます。これまで一緒に研究を進めてくれた研究室メンバーや共同研究者の皆様に深く感謝申し上げます。私たちの研究室は、独自に開発した新しい技術を駆使することにこだわり、またそれよって初めて見えるようになった生命の神秘に魅せられて研究を行ってきました。今後とも日本発のオリジナリティーを目指して、脳機能や疾患メカニズムの解明に取り組みたいと思います。
